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今日も今日とてひたすら色塗り。一旦、作品制作は止めて、ピク用に描き貯めた線画にひたすら色塗り。あせる気持ちもあるけど、今制作中の4作品をあと二日程度で仕上げて、作品に没頭しようと思う。気付いたらピクも3800フォロワー位になってて、勝手に期待されてる、なんてアホな事を頭の片隅で考えてる自分がいるせいなんだろうなあ。
一応の区切りとして、更新が緩やかにになる旨を宣言して、作品制作に戻ろうと思うのだ。これは自分への戒めなので、その旨もちゃんと記載して。
しかし、腹筋は難しい。かなりやせ型に塗ってしまったのでうっすら脂肪が感じられるように修正を入れるつもり。お腹は脂肪の付き具合でまったく表情が変わる。これは膝もそうなんだけど、どんなタイプのお腹も描けるように、ひたすらインプットアウトプットあるのみだ。
今日、色々と絵について調べてて、20歳から3年でイラストレーターになりました という絵描きさんのNOTEを読んだ。その人は人に描き方を教える活動もしているらしく、色々とTIPSをあげていたんだが、そこに描かれていた肩をあげたイラストに非常に違和感を感じた。これ、構造理解してなくね?と。
その人はもちろん、とてもお綺麗なイラストを描くし、まさしく才能のあるお方だと思うが、直感的に絵を描かれる方で、特別、アナトミーは勉強してないんだろう。
こういう事があるから、俺は作家さんの絵を模写するのは怖かった。
ある程度知識があり、目が養われた今だから分かるが、これを初心者の頃に信じてしまったら、絵に変な癖がついてしまうと思うのだ。
本当に信じられるのは『モルフォ』や『スカルプターの為の』のような極限まで人体を突き詰めた本や実写だ。
好きな作家のコピーから入るのが決して悪いとは言わないが、イラストはあくまでも描いた作家さんのフィルターを通って出力されるものなので、真実では無い。
見る側を上手く騙せるのが上手い絵描きさんなのだ。
俺は下手くそでもパズルのピースを一個一個集めるように、自分の絵を完成させたい。
その過程で得た知識や技術は確実につぶしが効く、というか、時代の、価値観の変化に対応出来ると思う。
好きな作家の絵に囚われて、時代遅れの絵しか描けなくなっている人も見てきた。
こだわりだと、この絵が好きなんだと、熱弁されたが、悪いけど、それは俺からすればただの怠慢だと思う。
一つずつ 探し当てていこう。起きがけの 子供みたいに